健康・美容からあなたの生き方を好転
パートナーシップ・家族を守る
ホリスティック・ヘルス
薬剤師の宮本です。
前書き
頭痛の痛み、腰の痛み、膝の痛み、生理の痛み
あらゆる痛みでよく使われるのが鎮痛薬です
ドラッグストアでも気軽に買えるようになりました
しかし、その薬の作用メカニズムや何で副作用が起きるかなんて考えたことありますか?
薬屋さんの鎮痛薬の世界へほんの少しだけ入ってみましょう
鎮痛薬(NSAIDs)がどう効くのか?
ロキソニンやバファリンに該当する薬を非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs:エヌセイズ)と言います。
ステロイドとは言っているけど、あのステロイドとは少し違うよということと
抗炎症剤ということで痛みも炎症反応なんですよね・・・
臨床で言われている炎症の5徴候は
1.発赤. 2.発熱. 3.腫脹. 4.疼痛. 5.機能障害
また抗炎症剤ということで解熱にも使えるということで
解熱鎮痛薬として知られています。
※田辺三菱製薬
ロキソニンやバファリンは、炎症反応に関係するアラキドン酸(油のリノール酸からできる物質)がプロスタグレンジンという体内の機能を促す物質(エイコサノイド・オータコイド・サイトカイン・ケモカインなど)を作る反応を促進する酵素のシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害します。
しかし、COXを阻害しすぎてしまうと上記の図にもあるように
胃酸から守っている粘膜が作られにくくなって、胃が胃酸で炎症を起こしやすくなったり
血管が拡張しやすくなるため、腎障害や胎児の動脈菅収縮が起きやすくなります。
そして、アラキドン酸が今度は別の物質ロイコトリエンを生成しやすくなるためこれが増加しスビて喘息が起きます。
これを「アスピリン喘息」と呼んでおり、非ステロイド性抗炎症剤の副作用として有名な反応です。
COXには2種類ある
※HIGHEST DRUG
非ステロイド性抗炎症剤の作用点となっているシクロオキシゲナーゼという酵素には何種類か存在しており、薬の作用点としては2種類が主に挙げられます。
私たちが薬を使う主な方は右側の炎症反応の酵素COX2を阻害して和らげるために使います。
しかし、ロキソニンやバファリンなどは、左の方の生体反応のCOX1にも影響を与えてしまいます。
これが副作用として1つ前の項目で紹介した胃の不調、喘息、腎臓の不調、血管に関係した反応が起きてしまうのです。
※HIGHEST DRUG
非ステロイド性抗炎症剤の中には、COX1、COX2の選択制を持っているものも存在します。
皆さんが知っているようなドラッグストアで買えるもののほとんどがCOX2だけに効くことはほとんどなく、どちらかというとCOX1に影響するものの方が多いのです。
それはつまり、副作用の方が起きやすいことを意味します。
頭痛・生理痛で使うこと逆に悪化も
前回、薬物乱用頭痛についてもご紹介しましたが、非ステロイド性抗炎症剤の長期服薬は副作用のリスクを上げます。
生理痛でも、はじめのうちはいいかもしれませんが、前の方の図でも紹介しました生体反応の血管拡張作用が阻害されてしまいます。
それは女性の皆さんにとっては、少なからず生理で出ていくはずの「経血」を出しにくくなる可能性があるということです。
血管が収縮しやすくなると血の流れも悪くなりますので、子宮の方へ血液が巡りにくくなってしまいます。
経血が出しにくいことは、生理に影響を与えやすくなり、いらないものを子宮から出すこともできなくなってしまいます。
その結果、子宮内膜症や卵巣嚢腫、子宮体癌などの病で入院手術することになります。
薬って何なのかを今一度
薬って何のためにあるのかを今一度認識し直してください
あなたが無理をするための麻酔的な意味で使っているのであれば、それはあなたをいつの日か悪い方へと導くことになります
そうなったときに、確実に後悔するのはあなたです
健康であることは、今は当たり前かもしれない
無理しても何も起きないのも、今だからかもしれない
失わないと気づかないことはこの世の中にはたくさんあります
その中でも、健康は一度失うと取り戻せません
薬を使うなとは言いませんが、使って治療しているときに治って御仕舞にしていませんか?
自分にしっかりと問いかけましょう
病や不調にはあなたが気づかないから起きた
あなただけが理解できるサインなのですから
講座案内
6/12(月)薬屋さんのちょっと変わったワクチンセミナー(追加募集中)
6/24(土)薬に頼らない体・心の健康と生き方
メニューの講座案内のフォームに詳細・申し込みできますよ↑




コメントを残す