瘀血は、血液がドロドロで汚れてる人【東洋医学体質診断④】

健康・美容からあなたの生き方を好転

パートナーシップ・家族を守る

ホリスティック・ヘルス

薬剤師の宮本です。

前書き

東洋医学の体質診断パターン「瘀血(おけつ)」について解説と対処法をご紹介いたします

瘀血(血液がドロドロで汚れてる)

◆舌の状態

瘀血舌

裂紋舌

※東西薬局より引用

全体的に暗く、赤紫色

舌裏に2本の静脈が大きく浮き上がる。

表面に黒いシミのような斑点がある場合もある。

◆体質の特徴

血に関係するもう1つの不調で血の巡りが悪いことで起きる瘀血(おけつ)という体質があります。栄養を運んで来てくれる血が充分に行き渡らないことや、ストレス、冷えでなることが多く、出血、貧血による酸素の運搬が良くないことにも関係する。

更年期でホルモンバランスが乱れることによっても起こりやすくなります。主な症状は、肩こりや神経痛、頭痛、月経痛、静脈瘤(足にできる血管の青い跡のようなもの)、舌に斑点がでてきたり、舌の裏側の静脈が怒張(紫や黒い血の塊みたいに見えること)しているなどの症状が現れます。

女性の場合、生理痛がある、経血の塊が出るのも瘀血体質になります。瘀血を放っておくと、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣膿腫などの病気に発展することもあるので、できるだけ早めに対策を立てることが大切です。気虚や気滞、血虚など、他の原因がからんでいる場合には、その対策も併用しましょう。

血虚の体質が進行して起こりやすくなることもあり、不規則な生活や無理なダイエットからも起こります。滞った血を流れるようにしてあげることで解決へと導きます。

◆養生法

ストレスによって気のめぐりが悪くなり、血も滞ります。できるだけストレスを回避するよう気をつけましょう。また、冷房が効いた部屋で長時間座りっぱなしでいると、骨盤の血液循環が悪くなり、生理痛などが悪化します。1~2時間に一度は立って、動いたり軽く歩いたりする事が大切です。

◆おすすめ食材

血の巡りを良くする黒きくらげなどのキノコ類、青じそ、ゆず、玄米、マグロやイワシなどの青魚、どじょう、玉ネギ、にんにく、らっきょう、あずき、黒豆、桃、黒酢などがオススメです。

◆調子がよくないときに避けたほうがいい食材

脂肪の多い食品、バター、ケーキ、塩辛いもの、味の濃いもの、冷たい飲み物やアイスなど、体を冷やしたり、胃腸に負担がかかったりするようなもの

◆女性の生理の状態

生理痛が強い

経血にレバー状や細かい塊が混じる

経血の色が黒っぽい

生理直前の基礎体温の低下が緩やかで、出血まで3日以上かかる

◆オススメ漢方薬

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

比較的体力がある人で鼻づまり、慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などに用いられます。

響声破笛丸(きょうせいはてきがん)

しわがれ声、咽喉不快に用いられます。

桂枝茯苓丸料(けいしぶくりょうがんりょう)

産婦人科で用いられる三大漢方薬のひとつです。体力が中以上で、赤ら顔、のぼせやすいのに足が冷え、下腹部が張る感じがする人に向く薬で、月経異常、更年期障害などに用いられます。頭痛、肩こり、めまいなどにもよく処方されます。
また、昔からにきびや、しみをはじめ、湿疹・皮膚炎、しもやけなど、皮膚のトラブルにも用いられています。

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

化膿しているおできや、化膿を繰り返すにきび、皮膚炎、湿疹、じんましん、水虫などの改善に使われます。特に、分泌物が少ない場合に多く用いられます。
中程度の体力で、薄墨色の顔色をしたような、比較的神経質な人に向く薬といわれます。
また、一般に皮膚の病気のなかでも急性の病気の初期によく用いられる薬ですが、アレルギー体質や化膿しやすい体質の改善をはかる目的で使われることもあります。

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

比較的体力がある人で赤ら顔の人のにきびやおでき、化膿した湿疹などに用いられる。

折衝飲(せっしょういん)

体力中等度以上で、下腹部痛がある月経痛、月経不順などに用いられる。

大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)

特に便秘がちな人の月経不順や月経困難などに用いられる薬です。
比較的体力が充実している人に向く薬で、右下腹部に張りや、押すと痛みが出るような場合に用いられます。

腸癰湯(ちょうようとう)

盲腸部に急性または慢性の痛みがある人や月経痛のある人に適しています。体力が中くらいか少し弱っている人で、冷えのない人に向く処方です。

治頭瘡一方(ぢづそういっぽう)

便秘傾向の人の、頭部や顔にできた湿疹・皮膚炎の改善などに用いられます。かゆみや分泌物が多いじゅくじゅくした症状に向きます。乳幼児の湿疹にも用いられます。

通導散(つうどうさん)

比較的体力があり、下腹部に圧痛があって便秘がちの人の、月経不順、月経痛、更年期障害、腰痛、便秘、打撲、高血圧にともなう頭痛・めまい・肩こりなどに用いられます。

桃核承気湯(とうかくしょうきとう)

比較的体力があり、のぼせて便秘しがちな人、月経不順や月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安のほか、腰痛、痔、打撲などに用いられます。高血圧の随伴症状の頭痛・肩こり・めまいの改善にも用いられます。

排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)

患部に発赤、腫れ、痛みをともなった化膿性の皮膚疾患(軽症または初期)に用います。歯肉炎や扁桃炎にも使われます。

紫雲膏(しうんこう)

赤紫色の塗り薬。やけど、いぼ痔による痛み、切れ痔などに用いられます。

環元清血飲(かんげんせいけついん)
中年以降又は高血圧傾向のある人の頭痛、頭が重い、肩こりなどに用いられます。

※ 注意 ※ 漢方薬は同じ症状がある人でも、体質によって処方する漢方薬が異なります。

※こちらの内容は本講座のテキストの一部となります

LINE@やってます。不定期配信中!
友だち追加

薬屋さんの健康のリアルな話30

「薬屋さんの読めるようになる化粧品リスト」ダウンロードできます

メルマガ配信は、毎日21時から30日間配信していきます。

セミナー・イベント・お茶会スケジュール

アフィリ1
スポンサーリンク
アフィリ2
アフィリ2

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
アフィリ2