カパ体質の基本的な性質と養生法とは

カパ

  • がっしりしていて、たくましい体格。体力と持久力に優れている
  • 安定したエネルギー。行動はゆっくりで、風格がある
  • 物静かで、くつろいだ様子。すぐに怒ったりしない
  • 冷たく、滑らかで、厚い、色白の皮膚。油っぽい皮膚も多い
  • 新しい情報はすぐに理解できなくても、いったん覚えると忘れない
  • ぐっすり長時間眠る
  • 太りやすい
  • 消化するのは遅く、空腹感はさほどない
  • 愛情深く、やさしく、寛容である
  • 独占欲が強く、自己満足に陥りやすい
カパのエネルギー 物静か、思いやり、勇気、寛容、豊かな愛情
カパの乱れ うっ血、粘液性排出(分泌物)、重苦しさ、体液貯留、無気力、過睡眠
カパのなりやすい病気 肥満、鼻づまり、咳風邪、関節痛、喘息、アレルギー、うつ病、高コレステロール、朝の慢性的な脱力感

 

【カパのグナ(基本的な性質)】

重性 重い体重、重い消化、重く沈んだ感情など、異常な重さを感じるのはカパのバランスが乱れている証拠
甘味 あまり大量の甘味を摂取すると、肥満や糖尿病になる
安定性 この性質のため、ピッタ体質やヴァータ体質のように外部に刺激を求めることがない。

他の体質の人ならバランスを乱すような変化にも、カパは影響を受けず、体の働きが極端に変化することはない。カパ体質は自己充足的

柔性 やわらかい皮膚や髪、やわらかい態度、やわらかい眼差し、問題に対する柔軟なアプローチなど多種多様な特徴の原因となる
遅さ カパらしさはゆっくりと流れるような動きに表れ、話し方もゆっくりで、考えもじっくりと慎重

【カパドーシャの不調のサイン】

  • 糖尿病、アレルギー、肥満のような重いカパの病気は遺伝する
  • 体重があまりに増えすぎると、気が滅入ってしまう
  • 砂糖、塩、脂肪の多いものや油で揚げたもの、しつこい料理、乳製品(特にチーズ、ミルク、アイスクリーム)をよく食べる
  • ストレスを受けると、その状況への対処として、殻に閉じこもったり、不安を抱いたり、自分は人に嫌われていると思い込んだりする
  • 物を所有したり、貯えたり、手元に置いたりすることにひどくこだわる
  • 人間関係では人に依存するか、過保護になる
  • 数日間、続けて夜更かしをする
  • 気候が寒くて、じめじめしているか、雪が降っている(典型的な冬と春)
カパドーシャの不調のサイン
心の徴候 行動の徴候 体の徴候
  • だるさ、無気力
  • 倦怠
  • 意識もうろう、うつ状態
  • 過度の執着
  • グズグズする
  • 変化を受け入れない
  • 貪欲
  • 寝坊、眠気
  • 強情
  • ゆっくりとした動き
  • 強い所有欲
  • 寒さや湿気に弱い
  • 鼻づまり、鼻水
  • 体のむくみ
  • 膨張感
  • 胸部うっ血
  • 皮膚蒼白
  • 関節のゆるみや痛み
  • 高コレステロール
  • 手足の重だるさ
  • 頻繁な風邪
  • 体重増加
  • アレルギー、喘息
  • 痰の絡む咳
  • 咽頭炎
  • 嚢胞などの腫瘍
  • 糖尿病

【カパドーシャの食養生】

カパを静める食事

『温かくて、軽いもの、あまり水を使わずに調理した乾燥したもの』

できるかぎり食事は冷たいものよりも温かいものを食べるようにすることで、冷たいカパの消化力を上げてくれます。焼いたり、あぶったり、炒めたりして乾燥させた料理は、蒸したり、煮たり、茹でたりする湿気のある料理よりもカパ体質の人には向いています。

『一番は辛味、その他に苦味、渋味』

カパ体質は食事の影響を受けにくいですが、年齢を重ねるにつれて、カパ体質の人は甘いものの食べすぎからバランスを乱してしまいます。また塩分も注意が必要で、カパ体質の人は塩分の摂りすぎで体に水が溜まりやすいからです。食べる前に、塩味と酸味ではなく、苦味と辛味を利用して食欲を刺激しましょう。

ロメインレタス、エンダイブ、トニックウォーターが舌の味蕾を目覚めさせて食べすぎを予防します。ジンジャーティー、ひとつまみのショウガの根も大いにオススメで、他にもサラダに入っている多少の苦味やハーブの渋味でも十分です。クミン、コロハ、セサミシード、ターメリックには苦味と渋味がどちらも含まれています。

『刺激がある食べ物』

一般的に刺激のある味はすべてカパのバランスをとり、カパ体質の人に多い食べすぎを防いだり、鼻詰まりや鼻水、寝起きの悪さや寝すぎのようなカパのバランスの乱れを整えてくれます。熱くて、辛い食物は、冬にも最適でカパの嫌う冷たくて、湿った性質を中和してくれます

『バター、油、砂糖は最小限にする』

多くのカパ体質の人は砂糖を減らすのに苦労します。しかし1週間減らしてみると体が軽くなり、力が湧いてくるのが実感できます。カパ体質の人にはハチミツがオススメですが、1スプーン以上は摂らないこと、アーユルヴェーダではちみつは熱を加えるとかえって健康に害をなすものとなっています。はちみつを調理に使うのはやめましょう。

少量の朝食と夕食、油をあまり使わずに軽く調理した食事、生の果物と野菜など、すべて軽い食べ物を増やしましょう。バランスを崩すとカパ体質の人は、乳製品をすごく欲しがりますが、体を冷やし充血させるためよろしくありません。乳製品はできるだけ最小限に、パンもカパには良くなく甘く、重い小麦の性質もありますが、ゴマをかけると中和されます。

朝起きて鼻が詰まっていれば、カパ過剰になっている証拠です。はちみつ、お湯、レモンジュース、しょうがが最適です。たまに食事を抜くことは多くのカパ体質にとっては好ましいことです。

カパ体質の運動

カパ体質の人は強くて、安定したエネルギーの持ち主ですが、動作の素早さには欠けます。体力もあるため、一般的にすべての運動をそつなくこなし、柔軟性やバランス感覚を増やせばいつも以上の能力を発揮します。

ウェイトトレーニングで血液の循環を良くし疲れすぎない程度に汗を流すことで、カパのうっ血が改善されます。多くのカパ体質の人は、脂肪や水分が体内に溜まっています。寒くて、湿ったところが苦手なので、冬は屋内で運動したり、ダンスを通して正しい姿勢とバランスを身に付けてるのも良いです。

 

※こちらの内容は本講座のテキストの一部となります

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