ヴァータ体質の基本的な性質と養生法とは

 

ヴァータ体質の特徴

  • 華奢な体、不均整
  • 素早い動作
  • 不規則な食欲と消化
  • 眠りが浅い、夜中に睡眠の途中で目が覚める
  • 熱狂、快楽、想像力
  • 興奮しやすく、気分にむらがある
  • 新しい情報をすぐに理解するが、忘れるのも早い
  • 心配性
  • 便秘気味
  • 疲れやすく、頑張りすぎる
  • 毎日の就寝時間はまちまちで、食事を抜いたり生活習慣も不規則であることが多い
ヴァータのエネルギー 豊かな想像力、感受性、自発性、立ち直りの早さ、心の高揚
ヴァータの乱れ 痛み、ひきつけ、痙攣、寒気、震え
ヴァータのなりやすい病気 不眠症、慢性便秘、神経性の胃腸障害、不安、うつ病、筋痙攣、PMS、過敏性腸症候群、慢性痛、高血圧、関節炎

【ヴァータのグナ(基本的な性質)】

冷たさ 手足の冷えの原因、寒い気候が苦手
動性 血液の循環に関係あり、高血圧は過剰なヴァータに関連し、不整脈、筋痙攣、腰痛なども同様。神経質で、そわそわした目つきになるのは、ヴァータに乱れ
敏速性 新しい情報を素早く取り入れる能力に秀でているが、すぐに忘れてしまうため、長期記憶には弱い。
想像力は豊かだが、その能力があだとなり怖い夢も見てしまう。
落ち着きのない行動や衝動的な行動をする。気持ちのむらが多く、とりとめのない散漫な思考をし早口になる。
乾性 乾燥肌、パサパサで、艶のない髪、ドライアイ、汗もあまりかかない、皮膚はすぐにあかぎれができ、感染や湿疹ができやすい
粗さ 肌がガサガサ、髪はぼさぼさ

【ヴァータドーシャの不調のサイン】

  • 最近、ストレスを受けて、それに対して不安を抱いている
  • 体がヘトヘトである、または精神的な緊張や過労が続いている
  • アルコールや薬物中毒の進行した段階にあるか、タバコをひっきりなしに吸っている
  • 生活状況が一変してしまった。または季節の変わり目にある
  • 冷えた飲み物を含め、冷たいもの、生のもの、乾いたものをたくさん食べている。
  • 苦味、辛味、渋味のあるものをたくさん食べている(苦味や渋味は、主としてサラダ、豆、ポテト、緑色の葉野菜)
  • 厳しい食事制限をしたり、習慣的に食事を抜いている。
  • 数日間、不眠や睡眠不足は続いている
  • 最近、旅行に出かけた
  • 悲しみ、恐怖、予期せぬ衝撃で感情的に苦しんでいる
  • 気候が寒くて、乾燥していて、強い風も吹いている(秋や冬)
ヴァータドーシャの不調のサイン
心の徴候 行動の徴候 体の徴候
  • 心配・不安
  • 考えすぎ
  • 短気
  • 心の焦点が定まらない
  • 移り気
  • うつ状態、精神病
  • 不眠
  • 疲労
  • くつろげない
  • 情緒不安定
  • 食欲減退
  • 衝動性
  • 便秘
  • 乾燥肌、荒れ肌
  • スタミナ減退、活力の低下
  • 腸内ガス、腹部の膨張
  • あかぎれ、ひび割れた唇
  • 寒さや風に弱い
  • 関節の痛み、関節炎
  • 体重減少、細胞の衰え
  • 高血圧
  • 腰痛
  • 生理痛
  • 鋭い痛み(特に神経痛)
  • 筋肉の痙攣、発作
  • 過敏性腸症候群

【ヴァータドーシャの食養生】

ヴァータを静める食事のポイント

『温かいもの、まろやかな食感、食事の雰囲気も大事』

冬を連想させるような温かくて、栄養に富んだ水分の多い食事がヴァータを静めるのに最適な食事です。イライラしたり、不安になったり、プレッシャーを受けているときに、甘いもの、飲酒するよりも効果的です。逆に、夏向きの食物はヴァータの食事にはあまり適していません。ヴァータ体質の人は消化が不安定なので、消化しやすくてやわらかい、しっかり調理されたものを食べるのがいいでしょう。また、食事をする雰囲気にも敏感で、落ち着いた雰囲気で食事をするように心がけましょう。

『一番は塩味、その他に甘味、酸味』

不眠症、イライラ、不安などのバランスが微かに乱れている場合に、午後の遅い時間にエネルギー不足になりがち、甘いものと気持ちを落ち着かせてくれるハーブティーを飲むようにしましょう。甘味は、ヴァータ体質の人には良いのですが、砂糖だけを食べるとエネルギーが急激に増加してしまい、ヴァータの落ち着きをひどく失います。

甘いものでマスカットとマンゴーは優れています。リンゴやナシのような、渋味のある果物は食前に食べましょう。塩味のあるナッツもオススメで重さと油っぽさがヴァータを静めてくれます。ナッツの中でも最もいいのがアーモンド、ナッツ類を食べるときには消化しにくいので少量にすること

『バターや脂肪などの脂質を加えたもの』

冷たくて、軽くて、カロリーの低い食べ物はすべてヴァータを増大させます。サラダを食べるときには常温とオイルドレッシングを加える。生ではなく熱を加えること、蒸すよりも油を少し入れるようにしましょう。

辛味は、ヴァータには好ましい味ではないのですが、スパイシーな味の食べ物は、ヴァータ体質の人を満足させることが分かっています。スパイスを使った辛味のあるメキシコ・インドの料理は温かくて、油もたくさん含まれていてオススメです。ショウガは、ヴァータにとって最適な辛味のスパイスです。他にシナモン・ファンネル・カルダモンのような甘味のあるスパイスを使うと、ヴァータが陥りやすい食欲不振を回復するのに役立ちます。

ヴァータ体質の運動

ヴァータ体質の人は、エネルギーを一気に発散させるためすぐに疲れてしまいます。筋肉と脂肪が多いような体つきではもともとありませんので、バランスを取る運動、ストレッチが向いています。疲労困憊や震えたり、めまいがしたり、筋肉がけいれんしそうになったら、やりすぎです。

 

※こちらの内容は本講座のテキストの一部となります

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