ポリオウイルス(急性灰白髄炎)の病気の現状からワクチンを考える

ポリオウイルスのポイント

定期接種:不活化ワクチン(混合ワクチンとして4回)2018年

日本では衛生状態の悪い炭鉱労働者の子供たちを中心に発生したウイルス感染症で「小児麻痺」と呼ばれており、都心には発生していなかった(1960年代)

風邪と同じ常在ウイルスで、ほとんどが感染しても症状が出ない
(2017年感染報告者なし)

重症化すると腸管に入ったポリオウイルスが脊髄の一部に入り込み、弛緩性麻痺(手足に力が入らない麻痺)になり、一生麻痺が残ることもあり

【感染ルート】

人にのみ感染して、便を介して人から人へ経口感染してから腸で繁殖して感染症となる

ワクチンについて

四種混合(DPT-IPV)
D:ジフテリア、P:百日咳、T:破傷風、IPV:ポリオ
『スクエアキッズ皮下注シリンジ』★ 添付文書 ワクチン接種を受ける人へのガイド
『クアトロバック皮下注シリンジ』★ 添付文書 ワクチン接種を受ける人へのガイド
『テトラビック皮下注シリンジ』★ 添付文書 ワクチン接種を受ける人へのガイド
参考:単発ワクチン(三種混合とのセットとして)
『イモバックスポリオ皮下注』★ 添付文書 ワクチン接種を受ける人へのガイド

※「ワクチン接種を受ける人へのガイド」は添付文書を一般向けに簡略化したものです
★定期・任意接種補助対象

ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオの混合ワクチンなどの比較報告の件は、ジフテリア毒素の方へ

【ポリオワクチンの評価】

ポリオウイルスによる「小児麻痺」を防ぐ目的

経口ワクチンから注射へ切り替えたことで、副反応の腸管麻痺の改善

ワクチンによる防御持続期間:99%以上が少なくとも18
※The Immunisation Advisory Centreより和訳引用
※ブースターはリスクのある国々への旅行者に提供

【農薬の神経被害がポリオ感染にすり替えられた説(アメリカ)】

20世紀の半ば前後に農薬の生産量と使用量に相関して、ポリオが大流行しています。

1958年の第85回の議会の前に内部参次によって集められた資料によれば、ポリオが本当に問題となったのは1940年以降の化学薬品の会社が大量のジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)やヘプタクロル、ディルドリン、テトラエチルピロリン酸塩(TEPP)、マラチオン、ベンゼンヘキサクロライド(BHC)、その他の農薬を生産し、それが農作物に使われるようになってからです。

それ以前は多くの人がポリオを問題視していませんでした。

DDTや他の農薬が段階的に使われなくなると、ポリオの患者さんも減り始めました。

そしてそれは、ワクチンが主たる効果を発揮してポリオを根絶したのではないという事を示しています。

ポリオ流行の改善は主に農薬が段階的に使われなくなった事に起因しています。

農薬の摂取ルートは牛乳を介して、果樹園の果物を介してなど

まとめ

常在ウイルスとしてのポリオウイルス。ワクチンも生ワクチンから不活化ワクチンへと変わったのはまだ最近の話です。ワクチンによる防御持続期間は、経口ワクチンの時代のもののデータです。生ワクチンのほうが抗体を作る面では有効であったとも言われています。ワクチン接種を安全に行う検討する際に参考にしていただければ幸いです。

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