風疹ウイルスの病気の現状からワクチンを考える

風疹ウイルスのポイント

定期接種:生ワクチン(4回)2018年

罹っても2~5日で治るウイルス感染症(別名:三日はしか)

2~3週間の潜伏期ののち発熱や発疹、リンパ節腫大が起こる

まれに脳炎や紫斑病(いつの間にか内出血して青あざがたくさんできる病気)の合併症が起こりますが、ほとんどなくなりつつある

感染しても症状が出ないことが多い(不顕性感染)

【感染ルート】

感染力は強く、人から人へ飛沫感染します

ワクチンについて

二種混合ワクチン

『乾燥弱毒生麻しん風しん混合
ワクチン「タケダ」』★
添付文書ワクチン接種を受ける人へのガイド
『はしか風しん混合生ワクチン
「北里第一三共」』★
添付文書ワクチン接種を受ける人へのガイド
『ミールビック』★添付文書ワクチン接種を受ける人へのガイド

参考:単発ワクチン 

『乾燥弱毒生風しんワクチン
「北里第一三共」』
添付文書ワクチン接種を受ける人へのガイド
『乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」』添付文書ワクチン接種を受ける人へのガイド
『乾燥弱毒生風しんワクチン「ビケン」』添付文書ワクチン接種を受ける人へのガイド

※「ワクチン接種を受ける人へのガイド」は添付文書を一般向けに簡略化したものです
★定期・任意接種補助対象

先天性風疹症候群の可能性を考えて成人男女共にが早めに打った方が良い

ワクチン防御期間:90%以上が15-20年超え 

※The Immunisation Advisory Centreより和訳引用

【流行分布】

引用:国立感染症研究所

累積患者数の増え方をグラフ化したものです。
(1週間ごとの患者報告数ではありません。年が変われば患者数が0人になります。)

2013年のピークの要因は以下の過程からと考えられます。

2008年から全数把握疾患となった風疹患者報告数は、2009年147人、2010年87人と順調に減少していたが、2011年に海外での感染例から集団感染が発生したのをきっかけに378人と再び増加し、その後全国的な流行となった。2013年14,344人のピークを中心に2011~2014年の報告患者数合計は17,429人にのぼり、今回の流行の中心は20~40代の男性と、20代の女性であった。妊娠出産する世代の周辺で風疹が流行したため、多くの先天風疹症候群が発生した。


参考:風疹発生動向調査

成人男女ともに気にして欲しい「先天風疹症候群」

妊婦さんが妊娠20週目に入る前に感染すると、お腹の中の赤ちゃんに難聴や白内障、心臓への影響を与えてしまう可能性が高まります。

子供の内から打ったとしても、大人まで維持できる保証はありません。
(私は大学で抗体価が基準値以下で数年間いました)

結婚して子供が欲しいと考えたときに夫婦で抗体検査をしてみましょう。

まとめ

生まれた子供にも影響を与えてしまうことがある風疹でした。

その他にも水疱瘡も先天性水痘症候群があり、風疹ほどは世間には知られていないかもしれません。

抗体検査をして十分な抗体価があることを大人ではチェックしておきましょう。

子供の場合は、打ったとしても再び打つことになる可能性は高いことを前提で、ワクチン接種を安全に行う検討する際に参考にしていただければ幸いです。

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