日本脳炎ウイルスの病気の現状からワクチンを考える

 

 

日本脳炎ウイルスのポイント

定期接種:不活化ワクチン(4回)2018年

8~9月の夏に感染し、潜伏期間は6~16日間

近年は常在ウイルス化しており、人から人へ感染することはなく、ほとんどが感染しても症状が出ない(不顕性感染)

高齢者や免疫力が落ちた人しか発病しない病気になりつつある

予防接種を受けていない人でも0~4歳で40%以上、5~9歳で60%以上抗体を持っているという報告あり

初期症状は発熱や頭痛など風邪に似ているため、夏風邪と判断しがち

39度前後の高熱や手や足、顔のけいれん、斜視など日本脳炎独特の特徴が現れてきます。

【感染ルート】

日本脳炎はウイルスに感染した馬、豚、鳥の血を吸った蚊を媒体として感染する

ワクチンについて

『エンセバック皮下注用』★ 添付文書 ワクチン接種を受ける人へのガイド
『ジェービックV』★ 添付文書 ワクチン接種を受ける人へのガイド

※「ワクチン接種を受ける人へのガイド」は添付文書を一般向けに簡略化したものです
★定期・任意接種補助対象

蚊に刺されても日本脳炎を発病予防・症状軽減を目的

現在は、発病しない病気になってきているため、ワクチンによる副反応の神経系の合併症、重症化する確率の方が、日本脳炎に自然感染するよりも高くなったという報告もあり

北海道では、これまで40年以上日本脳炎の患者はなく、感染を媒介する蚊(コガタアカイエカ)も生息していないため、日本脳炎の定期予防接種を行っていませんでした。しかしながら、道民が日本脳炎の発生している道外や海外に行き来する機会は増えており、日本脳炎に感染する可能性が高まっているため、平成28年4月より、定期予防接種として行うことになりました。

【流行分布】

引用:国立感染症研究所

温かい気候ほど感染率は高くなりますが、他の感染症ほどの流行の勢いはないことが分かります

子供に罹りやすい感染症の参考の数字として(2017年)

  • 溶連菌:25週目で1週間で最高約1万人
  • 手足口病:30週目で1週間で最高約3万人
  • RSウイルス:38週目で1週間で最高約1万人

参考データ:感染症発生動向調査週報2017年第51・52週(第51・52合併号) 

まとめ

日本脳炎は、他の感染症とは少し変わった感染の仕方をします。住んでいる地域ごとに検討を行う方がベストかと思います。ワクチン接種を安全に行う検討する際に参考にしていただければ幸いです。

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