妊娠初期の「つわり」出産前の「不安」って少しでも軽くできないの?妊婦さんができるセルフケアリスト

妊娠が分かったときから、薬は大幅に制限される

妊娠中の薬物使用の胎児への影響は,大きく分けて流産、先天異常(催奇形性)、胎児毒性があります。

妊娠3週まで
(流産になりやすい時期)
「全か無か」の時期と言われ、この時期に胎児に影響を及ぼす可能性のある薬を使用した場合、「受精卵として着床しない」もしくは「流産」という結果か、「妊娠の継続」かのどちらかになります。
妊娠4-15週ごろ
(先天異常になりやすい時期:絶対過敏期
特に重要な臓器が発生する器官形成期である4-7週においてハイリスクであり、最も過敏な時期であると言われています。
8-15週ごろ
相対過敏期
過敏性は低下するものの、まだ注意が必要
妊娠16週以降
胎児毒性
先天異常の心配はなくなりますが、胎児毒性について注意

「受精卵として着床しない」ということがありますので、妊娠が始まる前から実は薬の影響は少なからず関係していて、妊娠しづらい体になっている可能性もあると思っております。

いつ妊娠したかわからないからこそ、妊娠が発覚した瞬間に女性は、妊婦の扱いに変わり使える薬が減ってしまいます。

私は、女性が妊活を始める時からもう既に「薬が使いにくい生活」が始まっていると考えております。

この記事でご紹介するのは、妊婦になり出産するまでに起こり得る不調に関して、是非今のうちに薬以外の対処の仕方を知る機会としていただければと思います。

妊娠成立後の出産までの女性の体の変化と体調

◆女性ホルモン増加による影響

乳房が大きくなる妊娠により、エストロゲンとプロゲステロンの2つの女性ホルモンの分泌が増えて乳腺の発育が促されます。産後赤ちゃんへ母乳を与える準備が始まります。
子宮の筋肉を緩ませる妊娠を維持するためヒト絨毛ゴナドトロピン(hCG)などの作用で子宮は成長します。
プロゲステロンが子宮平滑筋を緩ませ、子宮の増大を可能にします。
血糖値が上がりやすくなるヒト胎盤性ラクトーゲン(hPL)というホルモンがインスリンの働きを抑えるため、妊娠前と比べると血糖値が上がりやすい状態になります。
シミ、色素沈着が起こる色素新着のもととなるメラノサイトが、エストロゲン、プロゲステロンの影響で活性化します。
そのため、シミが出来たり、メラニンができやすい部位では黒ずみになりやすくなります。
便秘になりやすくなるプロゲステロンの影響で、子宮だけでなく、胃腸などの平滑筋も緩くなり、腸のぜん動運動が鈍くなります。そのため、便秘になりやすくなります。
尿がたまりやすくなるプロゲステロンの影響で、尿の通る尿管と膀胱の筋肉が広がり、尿が溜まりやすくなります。頻尿になることもあります。

◆子宮拡大による影響

図引用改変:まめコミ

妊娠が成立してから少しずつ胎児が成長して子宮が大きくなっていきます。

そのときに母体にも少なからず影響が出てきます。

子宮が大きくなることで臓器の圧迫が起きてしまうのです。

胃がむかつく妊娠初期はつわりによって、胃のむかつきが起こりやすくなしますが、妊娠後期(8〜10ヶ月)になると、大きくなった子宮に胃が圧迫され食欲が落ちたり、胃がもたれたりすることがあります。
便秘になりやすいプロゲステロンの影響で腸の動きが鈍くなることに加えて、大きくなった子宮の圧迫でも、さらに腸の動きが悪くなっていきます。
その結果、便秘傾向が強くなることもあります。
頻尿になりやすい尿が溜まる膀胱は子宮の下にあるため、子宮が重くて大きくなると、上から圧迫されることになります。
循環する血液量が増えて尿の量も増えるため、尿の回数が増えていきます。
腰痛になりやすいプロゲステロンの作用で骨盤の関節が緩み、ひずみを起こすことが腰痛の主な原因です。
また、大きなお腹を抱えて、立ったり座ったりする動作が腰に負担になることもあります。
下半身がむくむむくみは塩分の取りすぎによっても起こりますが、子宮が大きくなることも一因します。下半身が圧迫され、血流が滞ることで足がむくみがちになることもあります。
息切れがする大きくなった子宮が肺の下にある横隔膜を押し上げるために、呼吸が浅くなります。少し運動しただけでも、息が切れたり、胸が苦しくなったりすることがあります。

◆血液の影響

貧血になりやすい妊娠中、血液はお腹の赤ちゃんに栄養と酸素を届ける役目を果たします。
赤ちゃんを育てるのに大切な鉄分は、血液の水分量が増加して薄くなることに加えて、優先的に赤ちゃんへ送る必要があるため、母体の血液は鉄分不足の状態になります。
血液量は増えますが、鉄欠乏性貧血が起こりやすくなるので注意が必要です。
尿の量が増える血液量の増加に伴い、尿の量も妊娠前に比べて増えます。
子宮から膀胱への圧迫や、尿道の筋肉の緩みも重なって、頻尿や尿漏れなどが起こりやすくなります。
血が固まりやすい赤ちゃんが生まれたあと、胎盤が外れた時の出血に備え、妊活中は血液の固まる働きが活性化します。
そのため、血栓症ができやすくなるので、血液循環を良くすることが大切になっていきます。
水分を摂り無理のない範囲で歩き血行を良くしましょう。

意外と知らない「つわり」ってどんな不調

図引用:mamalife

つわりが起きるのには諸説あり、詳細が明らかにされていない現状があるようです。

つわりは、胃もたれ、吐き気、食欲不振など人によってそれぞれで、何かを食べていないと気持ち悪くなる「食べづわり」の人もいます。

早い人では、妊娠に気づく5週頃から始まり、16週くらいまでに終わるのが一般的です。

ただし、つわりの時期や症状の程度には個人差があり、10週くらいで終わる人もいれば、出産まで続く人もいます。

食欲がなくても、脱水症状を避けるために水分をしっかりとることが大切になってきます。

水筒に温かい飲み物を持っていたり、ゼリーなどのど越しのよいものを冷蔵庫に常備しておいたり、果物を凍らせてシャーベットにすると口にしやすくなります。

食事ができないと赤ちゃんに栄養が行き届かないのではと心配になるかもしれませんが、この時期の赤ちゃんは本当に小さく、まだ栄養のことを心配する必要はありません。
(特に妊娠初期は、お母さんの胎盤と臍の緒がつながってません)

【妊娠悪阻の症状】
・空腹、満腹を問わず吐き気が起こり、水も口にできない
・起きているとフラフラし、めまいや頭痛が起こる
・数日の間に5%以上の体重減少(体重50kgで2.5kg以上の減少)
・吐いたものに胆汁や血液が混じることがある

つわりが起きる諸説

毒素回避説
赤ちゃんを守るために母体の体質に変化が起こり、刺激の強い香辛料やカフェインなどの「毒素」を拒否するのではないかという説
胃のエネルギー停滞説(東洋医学)
お腹の赤ちゃんに気や血が必要となり、母体の「気」「血」が不足する説 気:栄養を循環させるエネルギー
血:潤いと栄養分
ホルモン関与説
絨毛から分泌されるhCGが甲状腺機能を高め、嘔吐中枢を刺激するため、つわりが起こると言う説
胎児へのアレルギー説
お腹に宿った胎児を、自分の体を構成するタンパクとは別物として拒絶するために吐き気などが起こるとする説

食事療法

胃もたれ、むかつき、吐き気

目覚めバナナバナナには、つわりを軽減するビタミンB6群が含まれ、エネルギー補給にもなります。
トマトの酸味トマトに含まれるクエン酸やリンゴ酸には胃のむかつきを抑える効果があります。
みぞおちを温めるホットタオルを使って、おへそとみぞおちの間あたりをじんわり温めましょう。
ガムを噛む食べづわりの人は、空腹時の一時しのぎ的にガムを噛むのも手で、気分も紛れます。
胃を圧迫しないリクライニングチェアの背を倒してゆったりともたれると楽になることもあります。
肩甲骨の間を温める肩甲骨と肩甲骨の間を温めると背中の筋肉がほぐれ、血流がよくなり楽になることもあります。
胃を伸ばす正座から膝を開いておしりを床につけて座ります。
両手をおしりの斜め後ろ臭いて胸を伸ばすと、東洋医学でいう経絡の流れがよくなり、胃もたれやむかつきが和らぎます。
太ももを伸ばす横向きに寝て、片方の足を曲げ、かかとをおしりにつけて、太ももの部分を意識してよく伸ばします。
反対の足も同じようにすると楽になることあります。

食べづわり

きゅうりや大根をかじるきゅうり、大根、にんじんをスティック状に切り、そのままポリポリつまみます。
カロリーも低く、よく噛むので食べづわりに提案されます。
温かいお茶を少しずつ温かいお茶を飲むと胃が落ち着くので、食べる前に少し飲んでみましょう。
レモンのはちみつ漬け口のなかをさっぱりさせたいときにオススメです。
小さなラップおにぎり作り置きしておいて、こまめに食べれるようにします。

食欲不振

梅干しご飯梅干しには、胃腸の働きを活発にし食欲を増進させる効果があります1日1個を目安に
しょうがで消化促進しょうがは胃の消化を促進させる香味野菜
血行を促進させる作用も
つばが出る・レモン水でガラガラとうがいを
レモンの酸味で口の中がさっぱりします
・食パンを食べる
食パンなどの吸水性のあるパンを口の中の唾液を吸いとるように食べてみる

代替療法

◆ホメオパシー
(同種療法:妊娠・授乳期使えます)

※エインズワース社基本レメディー42種より提案

レメディ名        適応
アルセニカム妊娠期間中続く吐き気で、食べることで疲労する場合に

・非常に不安で落ち着きがない
・食べないことが不安
・食欲が落ちることでより悪化する
・口は渇いて温かい飲み物が欲しくなる
・食べ物のことを考えたり、匂いを嗅ぐと悪化する
コキュラス・喉が詰って飲み込むのが困難なとき
・悲しさに圧倒されている
・吐き気や嘔吐が、動きや旅行、特に上下の運動で非常に悪化する時に(乗り物酔い)
イペカック持続的で、吐いても緩和されない激しい吐き気に

・喉は渇かず、舌はきれいで、大量の唾液が出る
・顔が青白く、ぴくぴくと痙攣する
・しゃっくりが出る
・動いている物を見ていると悪化する吐き気に
・暖かくて湿気のある天候で症状が悪化する
プルサティーラずっと以前に食べた食物による嘔吐

・新鮮な空気の中をゆっくりと歩くと好転
・風通しが悪い、又は暖かい部屋にいると悪化する
・脂肪分の多い食べ物を非常に欲しがるが食べると悪化
セピア食べ物を見たり、食べ物の匂いを嗅いだりすることで引き起こされる吐き気と嘔吐に

・日が経つにつれて悪化する
・食べ物のことを考えただけでも症状が引き起こされる
・イライラしている
・食べることや、新鮮な空気の中で激しく運動をすることで良くなる
サルファー妊娠期間中をとおしての吐き気

・唾液が分泌されると吐き気が悪化する
・嘔吐には至らないことの多い吐き気
ナックス・ボミカ朝にひどい吐き気があるとき

・少量の食事でも吐き出してしまう
・口の中が乾き、舌の苔が汚れている
・新鮮なもの、脂っこいもの、辛いもの、酸っぱいものを欲する
・朝にイライラしている
・暖かくすると良くなる
・胃を押すと良くなる

別会社でキット以外も販売あり

◆ジェモセラピー
(蕾療法:蕾のチンキ剤
ほとんど妊娠・授乳期使えます)

※エルビオリス社のミックスレメディ17種より提案

ミックスレメディ名    適応
デタントリスストレスケアやリラックスに

つわりの原因になるストレスや不安な気持ちを取り除いてくれます
ダイジェストリス消化機能の改善に

つわりのよる吐き気、消化不良、食欲不振を少しずつ改善してくれます

購入先:ジェモセラピーストア
シングルレメディもありますが、ジェモセラピストからのみ購入

◆メディカルハーブ
(茶療法:妊婦・授乳期使えないものあり)

カモミール・ジャーマン
適応
優れた鎮静作用で、不眠のときに用いられるほか消化機能を促進させる効果も期待できるため、つわり、食欲不振のときにゆっくり飲むのも良いでしょう。
※注意   
キク科アレルギーの人は使用しない
妊婦
ジンジャー
適応
風邪や悪寒がするときに発汗を促すために、また痰の出し過ぎを抑える際に用いられます。
血液循環もよくして、冷え症の改善や風邪症状の緩和にオススメです。
また、吐き気を抑えたいときにもよく用いられ、乗り物酔いや妊娠によるつわりにスッキリしたハーブとブレンドして用いたりします。
妊婦
○(授乳期:×)
ペパーミント
適応
粘質物を多く含むため、胃がムカムカするときに用いると、胃粘膜を保護してくれる役割を持ちます。
他にも、痛みを和らげたり、傷の治りを早くする、痰の出過ぎを抑える、余分な水分を出す作用もあります。
妊婦
レモングラス
適応
レモンに似た香りがするため、高ぶった神経を抑えたり、胃の不調、食欲がないとき、食べ過ぎてしまったときに用いられます。
妊婦

購入先

生活の木ニールズヤードレメディ
コスメキッチンenherb 

◆アロマ
(芳香療法:妊婦・授乳期使えないものあり)

妊娠すると匂いが敏感になりますので、ご自身で癒しになる香りを選んでいただいて、ディフューザーやマッサージオイルに入れて香りのリラックスタイムにしてみてくださいませ。

そのため、こちらは本当に参考程度でご紹介します。

エッセンシャルオイル         効能
へパーミントつわりを和らげてくれることでは良く知られているアロマです。
ハンカチにつけておいて、嗅いでつわりを和らげたりするのに用いられます。

購入先

生活の木ニールズヤードレメディ
コスメキッチンenherb 

◆フラワーエッセンス
(心の花療法:誰にでも使えるお守りに)

※バッチフラワーレメディ38種類より提案

妊娠初期

クラブアップル 妊娠したことに不快感を持ったり、自分の姿を見たくないような気持ちになる ことがある
(自己嫌悪・失意)

不快感を手放し、ありのままの自分を受け入れられるようになります
(寛大・調和)
エルム 妊娠したことの責任の重さに対して自信がなくなることがある
(落胆)

重圧をはねのけ、自分に自信を持って出産まで過ごせるようになります
(自信)
ミムラス 赤ちゃんの成長に問題があるように思えたり、妊娠している状態そのものを恐れてしまうことがある
(怯え) 

恐れの幻想から抜け出し、明るい気持ちで出産に望めるようになれます
赤ちゃんとのつながりを深く感じれます
(思いやり)
パイン 「お腹の赤ちゃんに悪いことをしてしまった」と思いこみ、自責の念にかられているとき
(罪悪感・自己非難)

自責の念を手放して、自分の価値を認め、現実を受け入れられるようになります
親になる、母になることに責任を持てるようになります
(適切に責任を引き受ける)
レッドチェストナット お腹の赤ちゃんの健康や安全を極端に心配して不安になっている
頭の中が赤ちゃんのことで一杯のとき
(他人に対する過剰な心配) 

不安な心を落ち着かせ、あたたかく赤ちゃんを見守りましょう
(他人の安全を信頼できる)
ウォールナット 体の変化に心がついて行けない
ショックを感じ平静でいられないときに
(外部の影響で行動できない)

気分の浮き沈みを安定させ、体の変化を楽しみに変わります
(外部の影響で行動できる)
レスキューレメディ
・インパチエンス(忍耐力・落ち着いた気持ち) 
・クレマチス(集中力)  
・チェリープラム(自制心) 
・ロックローズ(克服) 
・スターオブベツレヘム(やすらぎ)   
が1つにまとまったもの
 
つわりが辛くストレスになっている

ストレスで乱れた心を、落ち着かせてくれます

妊娠後期・出産

アスペン 出産を控え、悪い予感がして落ち着かないときに
(理由のない恐怖や不安)

悪い予感から解放され、心をリラックスさせてくれます
(冷静)
ビーチ 出産までの間、細かいことが気になりイライラして落ち着かない、悪いことばかり目がいくとき
(批判的)

小さなことに過敏に反応することなく、心を寛容になります
(寛容)
チェリープラム 出産を控え、悪い想像で頭がいっぱいになり、精神的ストレスから理性を失いそうなとき
(絶望)

失いかけた理性を取り戻し、幸せな未来を信じれるようになります
(強さ、自信)
インパチェンス 出産予定日を待っている状態が辛くてイライラし、周囲の人にあたってしまうとき
(短気)

イライラした気分を鎮め、落ち着きを取り戻せるようになります
(寛容)
ミムラス 「赤ちゃんが正常に生まれなかったらどうしよう」と恐れる
出産時の痛みや合併症を恐れる
(怯え)

恐れから抜けだし、穏やかな心で出産に臨めるようになります
(思いやり)
ロックローズ 出産を目前に、恐ろしい想像をしてしまうとき
(恐怖)

恐ろしい想像から脱却し、平常心と落ち着きを取り戻します
(勇気)
ホワイトチェストナット 心配事が頭の中で堂々巡りしているとき  
(同じことばかり考えて、落ち着かない)

心配の悪循環を断ち切り、心をリラックスさせてくれます
(心を落ち着かせて考えられる)

購入先

Bach Flower Remedies(バッチフラワーレメディ)

◆漢方
(妊婦・授乳期使えないものあり)

習慣性流産、流産予防

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
「妊娠中に腹痛のあるものには当帰芍薬散」
 
芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)
「妊娠中に出血して腹痛のあるものには芎帰膠艾湯」

「金匱要略(きんきようりゃく)」妊娠病篇より

妊娠悪阻(つわり)

小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)
つわりによく用いられる処方で、食欲がなくて胃に水分がたまっている感じがするときなどに効果を発揮します。
つわり以外でも、嘔吐するようなときに用いられます。

人参湯(にんじんとう)
胃腸全般の調子をよくする生薬の「人参」を含みます。
やせていて体力がなく、冷え症の人の、胃腸が弱い、下痢、嘔吐、胃の痛み、腹痛、胃炎(急性・慢性)というような症状に使われます。
これといった病気があるわけではないけれども胃腸の働きが不調な人、食欲がない高齢者、大病のあとや手術後などで体力が低下した人などにも向いています。

五苓散(ごれいさん)
「虚実間証」の体力中間ほどの方を中心に比較的広く用いられます。
さまざまな浮腫、急性胃腸炎、下痢、頭痛、暑気あたり、二日酔いなどの水分バランスの乱れによる吐き気やむかつきにも用いられます。
子どもの下痢、妊婦のむくみなどに使われることもあります。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
体力が中程度の人の不安神経症、不安感などに使われます。
気分がふさいでのどに異物がへばりついたような違和感があるとき、咳、しわがれ声などがあるときにも使われます。
精神的な不安や緊張があるときの胃腸にも不調にも有用です。
いわゆる神経性胃炎、嚥下障害などにも使われ、心身両面に働きかける効果が期待できます。
また、つわりの症状が重いときにも用いられます。


半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
体力が中程度で、みぞおちのつかえ感があり、吐き気、食欲不振がある、おなかがゴロゴロ鳴って下痢がちといった人に向き、急性・慢性の胃腸炎、消化不良、胃下垂、下痢、軟便、二日酔い、胸やけ、口内炎などに用いられます。

妊娠中に慎重投与すべき生薬(避けるのが無難)

  • 大黄、芒硝、麻子仁などの下剤を含む処方
  • 附子剤
  • 子宮収縮作用(桃仁、牡丹皮、半夏、厚朴、呉茱萸、牛膝、五味子、酸棗仁、辛夷、薄荷、薏苡仁、枳実、紅花、大黄)
  • 子宮興奮作用(呉茱萸、薏苡仁)
  • 駆瘀血剤
  • 芍薬(子宮緊張緩和作用により、分娩時や産褥期に子宮収縮不全を起こす懸念があるので妊娠後期からはやめる)

販売先:ハル薬局

その他の妊娠中に起きやすい不調と対処法
(妊娠に特化して一部のみ掲載)

◆便秘の代替療法

ホメオパシー
●セピア
ジェモセラピー
●ドレノリス
ハーブ
●フェンネル、ローズヒップ
アロマ
●カモミール・ジャーマン、ペパーミント、ラベンダー
漢方
●小健中湯(しょうけんちゅうとう)

更なる詳細や対処法については以下参照
『便秘でお腹が張って痛い!苦しい!気持ち悪い!ときに、お家でできるセルフケアリスト』

◆貧血の代替療法

ホメオパシー
●フェーラム・フォス
ハーブ
●ネトル、ハイビスカス
漢方
●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)※妊娠後期からはやめる

更なる詳細や対処法については以下参照
『貧血で頭・視界が急に真っ白に!お家でできるセルフケアリスト』

◆むくみの代替療法

ジェモセラピー
●ヴェイノリス
ハーブ
●ネトル、ハイビスカス、フェンネル
アロマ
●グレープフルーツ(フロクマリンフリー)、サイプレス、ゼラニウム、ラベンダー、レモン(フロクマリンフリー)、レモングラス
漢方
●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、五苓散(ごれいさん)

更なる詳細や対処法については準備中

◆憂鬱・不安・イライラの代替療法

ホメオパシー
●アージ・ニット、ジェルセミウム
ジェモセラピー
●デタントリス 
ハーブ
●カモミールジャーマン、セントジョーンズワート(薬と相互作用あり)、パッションフラワー、レモンバーム、ローズヒップ
アロマ
●カモミールジャーマン、セントジョーンズワート、ラベンダー、ペパーミント、ローズ・オットー
漢方
●女神散、抑肝散、半夏厚朴湯

更なる詳細や対処法については準備中

参考

最新!妊娠・出産新百科
週刊医学会新聞第2905号 2010年11月22日「助産師・看護師による妊婦への服薬指導」
飲んで大丈夫?やめて大丈夫? 妊娠・授乳と薬の知識 第2版
薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖
日本ホメオパシー振興会
ホメオパシー大百科事典 新ビジュアル版
ニールズヤード式セルフケアのためのホメオパシー
日本ジェモセラピー協会ジェモセラピストテキスト
日本メディカルハーブ協会ハーバルセラピストテキスト
ニールズヤード式 メディシナルハーブレッスン
アロマ&ハーブの教科書
医師が教える 自然療法症状別セルフケアバイブル
自然のお守り薬
ニールズヤード式フラワーエッセンスLesson
ニールズヤード式 女性のための症状別ナチュラルケアBOOK
漢方のツムラ
漢方薬使い分けの極意
漢方薬・生薬薬剤師講座テキスト1第4版
漢方療法シリーズ – 日本産科婦人科学会(2000年5月)
「妊婦への投与に注意が必要な漢方薬」公益社団法人 福岡県薬剤師会
「妊婦に慎重投与の漢方薬一覧表を活用」 日経DI(2014年10月14日)

他の不調に関しては以下のリンクからリストを随時更新

マイ・ホリスティック・ナチュラルメディスン

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